吉祥寺東町の法政跡地問題を考える

各地で高層マンション建設を強行、地域住民との紛争多数。モラルゼロの最低マンション専業ゼネコン・長谷工コーポレーションによる、吉祥寺東町・法政高校跡地の高層マンション建設計画を追跡するブログです。

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第10、11回長谷工説明会(協議会)

解体工事もいよいよ基礎部分に移ってきており、揺れがいっそう激しくなってきています。建物を解体していた時の、時折ズシンというような縦揺れがあったのとは異なり、常時横揺れが続いている状態で、はっきり言って不愉快以外の何者でもありません。また、ガラ運び出しや土入れのためのダンプがひっきりなしに出入りしており、北側ゲートもほとんど開けっぱなしで、騒音もいっそう漏れまくりという杜撰さです。解体工事説明会の時の騒音・振動に極力配慮するなどという言葉が所詮はまやかしであったことが良く分かる対応です。

跡地全景(解体後)
(解体後の跡地の様子、クリックで拡大)

ゲート内側の様子
(ゲート内側の様子、クリックで拡大)

C校舎基礎部分
(C校舎(北西側の校舎)の基礎部分、クリックで拡大)

さて、年明けより長谷工の新築説明会が週一度のペースで行われています。実は、16日(水)にも説明会が開催されていたのですが、その様子を書いていくと「次回までの検討事項とします」という事項が多すぎて、まとめて報告した方が良いかなと思い、25日に開催された説明会と一緒に報告することにしました。結果から言えば、余り進展がない無駄な説明会だったので、逐一報告していても一緒だった訳ですが… 長谷工には、参加者の貴重な時間を浪費させているという認識はないのでしょうか? まあ、長谷工にとっては説明会を開催するのなんて、時間稼ぎ、ガス抜き、あきらめムード醸成のための手段に過ぎないので、回数開いといた方が良いという計算があるのだと思いますが、大した成果もなく、要求事項の回答がいつまで経っても得られない近隣住民側からすれば、迷惑以外の何者でもないと思います。

話を説明会に戻します(以降は、特に断りのない限り、2回の説明会の内容をまとめて書いていきます)。前回のエントリの続きとして、プライバシー対策から話が始まりました。この点については、一応長谷工側の譲歩が見られました。内容は、バルコニーについて、(1)トップレールの高さを4.5cm上乗せして1.2mとする(消防法規定の上限)、(2)2~4階には目隠しとしてトップレール内側に不透明なガラス板を設置する、の2点。そして、ルーフバルコニーについては、手摺りの設置位置は変えないが、高さを10cm引き上げて1.2mとし、立て格子を止めてガラス格子に変更するというものです。

何ら譲歩せずに終わるよりは、多少なりとも成果が見られたという点については、長谷工に素直に感謝したいと思います。しかし、それ以外の構造に関する要望については、建築確認申請も迫っているので、変更には一切応じないという最後通告付きの対応であり、この程度は例のごとく譲歩代として用意済だった感は否めません。それに、結果としては建物形状については一切譲歩せずに、最後に(長谷工にとってはどうでもいい)些末な点で譲歩することで、住民側に「長谷工も一応譲歩してくれたんだし、この辺で諦めよう」という意識を芽生えさせるための戦術という匂いがプンプンします。何しろ、敵は建築紛争だけを専門に取り扱うことを生業とする長谷工の開発推進部隊ですから、この手の交渉はお手のものでしょう。

この他、プライバシー関連では隣地境界との塀についても説明があり、高さ1.8mのメッシュフェンスとする代わりに、植栽で目隠しをするという説明がありました。素直にルーバータイプのフェンス等にして、目隠し効果を高めた方が良いように思えますが(冬は葉が落ちますし)、この点は全く譲歩しませんでした。因みに、植栽は植樹時の高さ4m程度のもの(四隅はもう少し高い)とのことで、風害対策としても植栽を検討すると言っていたにも関わらず、何年も経たないと風害対策にはならない代物です。一事が万事、対策を講じると言ってもやっつけ仕事で穴だらけだとは思いませんか?

また、駐輪場・駐車場の防音対策についても、近隣住民との認識の差異は全く埋まりませんでした。南側の駐車場と隣地(武蔵野美大)境界には防音壁を設けるが、駐輪場には2段式でも静音タイプを設置するので防音壁は必要ない(設置しない)の一点張りで、全く歩み寄ろうとしませんでした。また、1戸につき2台の駐輪スペースについても、「1戸につき1台で十分(後は部屋に入れろ)」という極端な意見も見受けられましたが、それ以上に3台以上保有している場合や駐輪場が遠いために周辺への違法駐輪が増えるのではないかという懸念が示されました。この点については、「管理規約でそのようなことは禁止するように定める」という答えでしたが、果たしてこれに実効性はあるのでしょうか?

大変申し訳ありませんが、私の知り合いでマンションを購入した人に聞いても、管理規則を細かく読んで熟知しているという人は皆無です。所詮、管理規約は問題が生じるまでは顧みられない一種の約款に過ぎず、こういう建前論(絵空事)を抗弁として並べ立てるのは止めにして欲しいものです。私たちが望んでいるのは、こうした入居者のモラル(ソフト面)による事後の対応策ではなく、事前の設備(ハード面)による対応策なのですから。長谷工の「売ったら後は知らん」という戦略が見え見えです。

同じような点としては、落葉樹の落ち葉の清掃についても管理規約で定めると言っていましたが、同様の理由で極力常緑樹とすべきでしょう。なお、これだけ「管理規約で規制します」を連発しながら、管理規約のひな形を早く見せて欲しいという住民側の要望に対しては、「個別性があってひな形と呼べるものはない」などとうそぶく始末。本当、相変わらず誠意の欠片もありません。仕方ないので、無知な長谷工の代わりにひな形をいくつかご紹介します。

マンショ ン標準管理 規約(単棟型)…国土交通省が管理規約の標準モデルとして発表しているもの。解説はこちら
全管連標準管理 規約…NPO法人全国マンション管理組合連合会(全管連)が管理規約のモデルとして発表しているもの。
すぐに使える規則・細則テンプレート集…日経BP社のサイト「マンション管理新時代」の中のテンプレート集。「自転車(等)置場使用規則」なんてのもあります。

まさか、「標準管理規約」を知らずに説明会を開催しているなんてことはないですよねえ。それとも、長谷工マンションは標準管理規約に則らずに、一から管理規約を制定しているとか… それにしては、長谷工のHP内の「マンション百科事典」の管理のページの中には、はっきりと「管理組合の運営には、一定のルールが必要です。その基本を定めるのがマンションの管理規約。公的に定められた『標準管理規約』をもとにして、マンションに応じてアレンジされています」と書かれていますけど、ご存じないのでしょうか。遠藤、中村の両氏は?

この他、バスベイの設置が決まったことが報告されました。一応、バス会社や都との折衝の労には感謝の念を示しておきます。もっとも、バスベイマンション住民も恩恵を受ける話なので、専らそちらのための折衝かも知れませんけどね。

色々書いているうちに、結構長くなってしまいました。他にも細かい事項の説明は色々とあったような気もしますが、ここでは割愛します。なお、説明会はこれで終わりではなく、まだ続きます。次回以降は、迷惑料の説明をするという予告がありましたが、そんな端金が欲しくて説明会の開催を要求しているのではないということをこの会社は根本的に勘違いしています。そんな費用があれば、その分を経済性の追求ばかりせずに、近隣環境に配慮した設計変更の原資にして欲しい。そう願うのは、何も私ばかりではないと思うのですが…
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テーマ:住宅・不動産 - ジャンル:ライフ

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