吉祥寺東町の法政跡地問題を考える

各地で高層マンション建設を強行、地域住民との紛争多数。モラルゼロの最低マンション専業ゼネコン・長谷工コーポレーションによる、吉祥寺東町・法政高校跡地の高層マンション建設計画を追跡するブログです。

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解体工事協定書締結

26日に、工事対策連絡会名で解体工事協定書を締結する旨の挨拶状が、協定書の最終案とともに投函されていました。紆余曲折はあったようですが、取り敢えず締結までこぎ着けたことは評価できると思います。

また、挨拶状には、市の都市整備部の井上部長・伊藤担当課長の立ち会いの下で調印することになった旨が報告されていましたので、今後の長谷工解体工事に係る作業内容についての強力な指導も期待したいところです(協定書の写しを渡したようですので、内容についても十分了知している筈です)。

ここでは、協定書の最終案を全て掲載するのは二度手間なので、変更があった条項のみ抜粋して掲載させていただきます。変更前の協定書案は9月22日付エントリ「協定書を巡る攻防」を併せてご参照下さい。変更箇所は、下線で示してあります。

第2条(基本方針)
1.(略)
2.乙は当計画地の住環境の特質である静穏な環境及び本工事現場周辺の道路が本宿小学校、第三中学校の通学路であることを十分認識した上で、近隣及び周辺住民の建築物等の現状維持、並びに甲住民の日常生活の安定保持を念頭において工事を行い、甲住民の不安感・迷惑感を生ぜしめぬよう最大限の努力を行う。 特に隣接住民から直接苦情を受けた場合には、乙は当該迷惑行為の発生を防止するために有効な対策を講じるよう最大限の誠意を持って努める。
3.尚、記念講堂及びプールの解体工事を行う場合は、本協定書を基本とし、乙は甲に説明の上、甲・乙別途協議し当該協定を締結するものとする。

第4条(休日及び作業時間)
1.作業時間は、午前8時~午後6時30分とする。
但し、下記作業については記載された時間帯で行う。
(1)ジャイアントブレーカーを使用する作業は、近隣に対する振動・騒音の迷惑が大きい事を自覚し、棲力使用しない作業手順とする。但し、使用する場合は、午前9時~午後4時半とし、出来る限り短時間の作業となる様努める。尚、事前に週間作業内容を甲に周知し、隣接住民には個別に通知するものとする。
(2)(略)
2.土曜日は、ジャイアントブレーカーの使用およびコンクリートガラの振り分け作業は行わを使用しない。
3.~6.(略)
7.乙は、本工事を着工する前に、甲に解体工事全体工程表を提出するものとする。尚、天候等不可抗力によるやむを得ない事情により工程を変更する場合は、改めて解体工事全体工程表を甲に提出するものとする。
8.(略)
9.天災等緊急時の防災作業(例;台風接近に伴う養生シート取外し、足場緊結、点検、補強、資材の飛散防止対策等)又は工事の進行上やむを得ない作業が発生し、作業時間外又は休日に作業を行う場合は、甲に事前に説明の上、行うものとする。

第5条(騒音、振動、塵埃等の抑制)
1.~5.(略)
6.乙は、作業内容の改善策(騒音・振動・塵埃等の抑制)を主たるに生かすことを目的として、振動計と騒音計を建築敷地内に2箇所設置し、本工事に起因する振動及び騒音を常時測定すると共に、そのデータを常にデジタル板にて表示する。また、その振動及び騒音が「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例」に定める基準値を超えぬ様、努力するものとする。
7.(略)

第6条(交通安全)
1.工事中、乙は工事車両(工事関係者の使用する車両も含める)の出入りに際しては、一般車両及び歩行者の交通安全、道路渋滞の防止等のため、所轄警察署の指示に従うと共に、必要に応じて最低1人以上の誘導員の適正な配置等の安全対策を講じて、甲および一般通行人に対して安全な通行を確保する。
2.(略)
3.工事車両の通行については次の通りとする。
(1)法政通りは、原則として工事車両は通行しない。午前7時30分~午前8時30分の間は原則として通勤車両もを含め、工事車両は通行しない。
(2)市道118号線(計画敷地の東側通りは、原則として工事車両は通行しない。
(3)(略)
4.~5.(略)
6.建設重機・大型車両の搬出入は、主として女子大通りから行い、原則として、市道第5号線(法政通り)及び市道第118号線からの出入りは行わない。但し出入りする場合は車両台数を明確にし、事前に甲に通知説明の上通行するものとする。

第9条(家屋、付属物の損傷)
1.~4.(略)
5.地下解体の山止め方法、埋め戻し方法については家屋の不等沈下及び土壌汚染などが起こらないように慎重に行う。尚、埋め戻す土は良質土とする。(新設)

第12条(重大被害の対処)
1.(略)
2.現在甲が使用している井戸水について、乙は被害が生じる恐れのある工事開始本工事着工前に使用状況を調査(調査範囲は、概ね敷地境界から50m2Hの範囲)し、本工事に起因して異常・障害が生じた場合には、乙は、誠意を持って甲と協議の上速やかに損害復旧をするか、修復費用を支払う。

末尾
以上、本協定の証として、本書2通を作成し、甲・乙記名押印の上、各1通を保有する。なお、武蔵野市都市整備部に本書の写しを一部提出するものとする。



細かい解釈上の疑義を修正したような箇所が多く、内容自体に大きな変更は見受けられません。最終交渉の成果としては、土曜日の作業内容に少し制約が付け加わったことと、市の立ち会い・写し提出が加わったこと位でしょうか。先日ご紹介した協定書締結のポイントに変化は見られませんでした。

しかし、このことはある程度長谷工という会社の姿勢を考えれば予測できたことです。限定的とは言え、工事中断条項を盛り込むなど、住民側の一定の努力は認められる内容ではないでしょうか(本来、もっと法令上の規制が厳しければ、こうした住民の不毛な努力は全く不用になるのですが…)。

後は、長谷工言うところの誠意ある工事と、武蔵野市の毅然とした指導姿勢に懸かっています。お願いしますよ、ご両人。
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テーマ:住宅・不動産 - ジャンル:ライフ

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