吉祥寺東町の法政跡地問題を考える

各地で高層マンション建設を強行、地域住民との紛争多数。モラルゼロの最低マンション専業ゼネコン・長谷工コーポレーションによる、吉祥寺東町・法政高校跡地の高層マンション建設計画を追跡するブログです。

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雑誌で長谷工ウォッチング

先日(木曜日)の日経夕刊に、プレミアムレジデンスという長谷工施工物件の広告が掲載されていました。例によって、この物件自体には何一つ関心はありませんが、この広告には一つだけ目を引く箇所がありました。それは、「週刊ダイヤモンド『マンション評価』ランキング 茨城エリア第1位」と非常にでっかく書いてあったことです。

プレミアムレジデンス
(クリックで拡大)

私は、正直長谷工という会社を全く信用していませんので、この広告の信憑性も疑ってかかり、掲載誌('06.12.9特大号)の掲題記事を見てみました。すると、案の定、嘘でこそないものの、限りなく誇大広告臭いことが分かりましたので、この会社の体質を示す一つの証左としてご紹介させていただきます。

当該記事は、首都圏の分譲中マンション100物件を立地・全体計画・建物構造・専有部分の計画・資産価値から成る全20項目(各項目5点満点で合計100点満点)を採点し、ランキング形式で紹介したものです。これを見ると、確かに茨城エリアの物件の一番上に「プレミアムレジデンス」が載っており、嘘ではないことがすぐ分かります。

しかし、よく見ると、茨城エリアは4物件しか載っておらず、うち3物件が同点第1位(74.5点)、且つ第4位とされた物件も点数はわずか0.5点差という最小得点差で、とてもじゃありませんが「第1位」などと大きく広告に書くほどのものではないことが分かります。

さらに言えば、この74.5点という点数自体、全100物件中77位(同順位7物件)ととても高いとは言えない順位で、これを広告にデカデカと謳う神経が分かりません。土浦という立地上、都心へのアクセスという項目で低評価(2.0点)なのは仕方ないと思いますが、その他の項目は関係ありませんので、低評価の理由は他のところにあるようです(ご興味のある方はバックナンバーをご覧下さい)。どうも、隣がパチンコ屋だったりして売れ行き不振なので、急遽このランキングを売りにした広告を掲載したという気がします。

マンションに係るランキングということで、別の雑誌記事を思い出しました。日経ビジネスの'06.6.26号特集記事「まだまだあった売りっぱなしの罪」の中に、「初調査で見えた怒りの声マンション編 追随許さぬ低評価」というマンションのアフターサービスに関する満足度調査結果が掲載されています。記事の内容については後ほどご紹介するとして、先ずはランキングをご紹介したいと思います。

順位企業名満足度指数(%)回答者数
1リクルートコスモス46.354
2大和ハウス工業45.824
3穴吹工務店42.921
4三井不動産34.894
5三菱地所26.842
6大京20.583
7近鉄不動産15.819
8ゴールドクレスト14.315
9住友不動産13.539
10東京建物13.315
11野村不動産12.160
11藤和不動産12.133
13扶桑レクセル11.118
14東急不動産8.834
15丸紅0.018
16長谷工コーポレーション▲3.392
17ダイア建設▲13.622
18日本綜合地所▲20.020
 全体6.91231


この記事は、次のような書き出しから始まります。「平均満足度指数6.9%。今回、初めて調査したマンションのアフターサービスのレベルは、15分野の中でダントツに低いものだった。ワースト2位の洗濯機(スコア23.2)と比較しても、16ポイントの大差がついた。マンションは、サポート体制に深刻な問題があると言えそうな調査結果だ。」

マンション業界全体として、いかに顧客を軽視しているかを示すデータと言えるでしょう。その中でも、最下位でこそないものの、顧客満足度がマイナスの長谷工って一体… 回答者数は、全18社中僅差で第2位ですので、長谷工グループの管理会社である長谷工コミュニティの宣伝文句「マンション管理ランキング5年連続第1位」は、どうやら数のことを言っているだけのようです。劣悪物件をおっ建て続けるより、この会社にはもっと優先すべきことがあるように思うのは、私だけでしょうか?

なお、この記事の中に、「ほとんどの消費者にとって、住宅は一生に一度の買い物。逆に言えば、企業はリピーターを考えないでよいから売りっぱなしでも困らない」との記述があります。これは、本ブログの過去のエントリ「なぜマンションデベロッパーは不法行為を止めようとしないのか?」で指摘した通りです。マンションという存在について、皆がもう一度真剣に考えてみる必要があるのではないでしょうか?

最後に、直接長谷工とは関係ないですが、読売ウィークリーの'07.6.3号に掲載された記事「スクープ!! ここまでひどいかマンション販売 伊藤忠お粗末『不適格』億ション」をご紹介します。

この記事の内容は、大田区山王に伊藤忠都市開発と新日本建物が建築・分譲した「山王プレイス」について、両社が地下室マンションを禁止する条例が2006年6月に施行されることを購入者に説明せずに分譲したというものです。伊藤忠は、「条例改正の動きを知らなかった」としらばっくれているようですが、国土交通省は宅建業法違反での処分を検討していると報じられています。

この事件、本当に問題外ですが、ここでお伝えしたいのはこの事件のことではありません。記事中、次のような記載があります。

「実は、戸建て住宅やマンションが完成後に、建築関係の法令などの改正で、違法状態になることはよくある。規制がより厳しくなると、以前なら問題なかった物件も基準に沿わなくなる。こうなると、物件は『既存不適格建築物』とされ、建て替える際には、新基準に適応するよう求められるわけだ。
既存物件ではよくある話でも、新築なのに完成時点で、『不適格』が”約束”されるというのは異例だ。」

本ブログを良くお読みの方、及び連日本ブログを訪問しに来る長谷工社員の方は、何が言いたいのか既にお分かりでしょう。そうです、長谷工物件にはここで言う「異例」な出来事が頻発しているのです。地域住民、行政を無視して迷惑大規模マンション建設を強行する、結果として後追いながら成立した高さ制限を定めた条例に反する状態で竣工し、竣工時点から違法建築物(既存不適格)になるという事例は、枚挙にいとまがありません。本ブログで紹介済の物件だけでも、「深大寺レジデンス」、「プレティナージュ御池東洞院」。他にも近隣では、小平市の「エクスアン一ツ橋学園」。そして何と言っても有名なのは、駒沢公園横の劣悪物件「深沢ハウス」。切りがないので止めましょう。

読売ウィークリーの記者さんには、もう少し掘り下げて、是非この長谷工問題を採り上げることをオススメしておきます。
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テーマ:住宅・不動産 - ジャンル:ライフ

コメント

コメントありがとうございました

コメントありがとうございました。
私達の相手も、双日、丸紅と建築主が増えるとともに、長谷工までもが加わり、まるで砂糖に群がる蟻のように、金の臭いに釣られてひとつの土地に群がってきます。
今後もブログへのコメント、助言をよろしくお願いします。

  • 2007/09/25(火) 22:45:03 |
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