吉祥寺東町の法政跡地問題を考える

各地で高層マンション建設を強行、地域住民との紛争多数。モラルゼロの最低マンション専業ゼネコン・長谷工コーポレーションによる、吉祥寺東町・法政高校跡地の高層マンション建設計画を追跡するブログです。

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解体工事着工

昨日(9月18日)、法政跡地周辺に長谷工から以下のような挨拶状がポスティングされていました(一部、個人名・連絡先等省略しています)。

平成19年9月18日


各 位
株式会社長谷工コーポレーション


着工のご挨拶


拝啓 初秋の候、皆様におかれましては御健勝のこととお慶び申し上げます。
 今般、弊社にて(仮称)法政大学第一中・高等学校解体工事を下記予定工期にて着工させて戴く運びとなりました。
 着工後は締結予定の工事協定書の内容を遵守して工事を致します。
 また、9月20日に事務所ハウス設置工事のため、2トン車3台が法政通りを通行しますので、よろしくお願いします。
 何かとご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
                                     
敬 具



1.工事名称  (仮称)法政大学第一中・高等学校解体工事
2.予定工期  平成19年9月18日~平成20年3月31日
3.現場責任者 株式会社長谷工コーポレーション
4.解体業者  株式会社関口興業
5.その他工事に関する連絡先
        株式会社長谷工コーポレーション
以 上



しかし、8月26日の解体工事説明会で高らかに宣言した通り、工事協定書を締結しなくとも解体工事には平然と着工しましたね。今のところ、校舎内の内装等を除去しているようで、周囲が完全に仮囲いで覆われてはいないため、いかにも着工したという雰囲気は醸し出されていませんが、周辺を通ると何やらがたがた作業している音が聞こえてきます。

この調子では、説明会でのもう一つの宣言であるペナルティ条項の挿入拒否も、どのような結果をもたらすかについては火を見るよりも明らかだと言えるでしょう。ペナルティのない協定書を結んで満足した長谷工が、どのような態度に出るか。健全な想像力を有した方なら、容易に想像できると思います。

工事協定書の中身については、工事連絡会の代表メンバーが長谷工と協議した結果、住民側の協定書案に修正が加えられたようで、案文が先日配布されました。この内容については、後日検証してみたいと思っていますが、ここでは協定書の焦点の一つである低騒音型の工事について、少し考えてみたいと思います。

解体工事の際に発生する騒音・振動の中でも、長谷工が地下の基礎部分の解体作業での使用を明言しているジャイアントブレーカーによる騒音・振動被害を懸念する声が一際高いように感じます。確かに、東海カッター興業のHP内に掲載されている「解体工法比較」などを見ても、ジャイアントブレーカーの項には短所として「1.騒音・振動が大きい、2.粉塵が多く、多量の散水が必要である」などの記載が見受けられます。長谷工は、「ジャイアントブレーカーの使用がベストである」の一点張りで、他の工法については紹介すらしませんが、騒音・振動ともに(ほとんど)ない工法も存在するのです。

百歩譲って、工期・コストの観点から、低騒音・振動型の工法は採用できないとします(実際、どの工法が短工期・低コストなのかまでは書いていないので、ちょっと分かりませんが)。しかし、ゼネコンの中でも、近隣環境に配慮する企業はもっと異なるアプローチを採っています。こちらの戸田建設のプレスリリース「近隣配慮型解体工法(NEOカッター工法)を開発」では、「従来の油圧圧砕機と比較して、騒音で-12dB、振動で-14dB(計測距離10m)の低騒音、低振動施工が可能とな」り、「都市部の地下工事では近隣に対する配慮から解体工事の稼働率が45%程度と低くなっているものを、80%程度まで高められる」と書かれています。

戸田建設といえば、バブルにまみれて金融支援を受けた長谷工と違い、堅実経営で知られる優良ゼネコンです。個人的に一番興味深かったのは、「近隣に対する配慮から解体工事の稼働率が45%程度と低くなっている」の行(くだり)です。これって、長谷工だったらジャイアントブレーカー使用時でも、一体何%位まで行くんでしょうね? 騒音・振動の絶対値もさることながら、それがどの程度連続するのかという点も非常に重要な問題です。是非一度、この点(戸田建設のように騒音・振動に配慮して稼働率を下げるつもりがあるか)について長谷工に問い質してみたいものです。まあ、どうせ「当社には解体工事の稼働率という概念はない」とか何とか言って、まともな答えは返ってきそうにありませんけどね。
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テーマ:住宅・不動産 - ジャンル:ライフ

コメント

気にくわん

モラールの低い業者がつくる物件には、モラールの低い人間が買手として集まるものです。これは自然破壊と同義です。

  • 2007/10/07(日) 22:14:55 |
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