吉祥寺東町の法政跡地問題を考える

各地で高層マンション建設を強行、地域住民との紛争多数。モラルゼロの最低マンション専業ゼネコン・長谷工コーポレーションによる、吉祥寺東町・法政高校跡地の高層マンション建設計画を追跡するブログです。

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長谷工と工事協定

ここのところ、工事関係の話題のエントリが多くなっていますが、まだ長谷工の提示した建築計画を容認した訳では決してありません、念のため。自分のスケジュールしか頭にない長谷工が、今後工事関係の説明会になし崩し的に突入する自体も想定されることから、建築関係でも長谷工長谷工だ(=約束を守らない)ということを注意喚起しているものです。その点、ご承知置き下さい。

さて、工事開始に先立っては、好き勝手に工事を施工されることを避けるため、近隣住民と事業者及び施工業者の間で工事に関する協定書を締結するのが普通です。この点については長谷工も、解体工事及び新築工事に関する協定書の締結自体は、これまでの説明会でも応諾していました。

この点、ろくに説明もせずに解体工事に着手することも少なくない長谷工にしては、一応誠意ある態度を見せています。これは、協議会や跡地の会をはじめとする方々が長期間に亘って交渉を重ねてきた結果と言えなくもありません。建築計画が突然判明するようなケースでは、説明会すら行わず(個別説明で済ます)に工事に着手しているケースも見受けられます。例えば、台東区根岸5丁目のマンション建築計画では、長谷工の工事協定締結なしでの工事着工強行に対して、台東区議会に工事協定締結に対する指導を求める陳情が出されています。陳情の一部を抜粋するだけで、長谷工の不誠実さが良く分かります。

【陳情に至った理由】
 平成16年10月から施行された新築予定地に既設されていた建物の解体工事におきましては、隣接住民に対する個別の口頭による説明しか行われず、不在宅には工事の予定の案内書をポストに投函するだけで工事が強行され、また、説明会開催も近隣住民の請求によって行われるといった住民無視の状態でした。解体工事では近隣住民に、常識の範囲を逸脱した騒音・振動、埃による周辺家屋の損傷ならびに地域住民の健康被害が散見されております。
(中略)
 下根岸の良好な住環境を守るために、住民の意向を汲み、計画を修正することを望み、建築主である長谷工コーポレーションとの話し合いを求めてまいりましたが、長谷工コーポレーション側は十分な説明を行わないまま、解体工事を強行したのみならず、建設についても、工事協定を結ばないまま着工を強行しており、近隣住民の理解を求める努力を全く行っておりません。
 以上のような、住民軽視の工事が行われていることをかんがみ、至急、台東区において、長谷工コーポレーションの工事には、住民の要望を取り入れ早期に工事協定を締結するよう指導していただくようお願い申し上げます。



まあ、例によって例のごとしですね。この会社は、黙っていると何をしでかすか分かったもんじゃありません。次には、ちょっと古いですが、サイゾーという雑誌の2001年1月号に掲載された記事「江戸情緒をぶち壊す迷惑マンションが建つ」から、「ルネ上野桜木」建築にまつわるトンデモ話を。なお、同マンションに対する計画見直し運動の経緯については、ルネ上野桜木と谷中・上野桜木の町を考える会のHPもご参照下さい。

 異変の始まりは、昨年12月、元の日本医科大学看護専門学校校舎の解体工事だった。「はじめは、『日医大跡地に上野のホームレスが入ると困るからとりあえず壊させてほしい、今後の予定は未定』と長谷工(長谷工コーポレーション)から説明があった」と、『上野桜木マンション建設計画と谷中・上野桜木の町を考える会』事務局の関満雄氏が振り返る。

「ところが、これが猛烈な壊し方をする。すぐ裏のお宅では石油ヒーターの自動消化装置が誤作動を繰り返す、ご病人を風呂に入れるのもままならないというぐらい、朝から晩までもの凄い振動だった。なにより、幕を張っただけで防護壁もロクにない」。これでは迷惑も甚だしく、危険きわまりない。そこで近隣住民らは「考える会」を結成し長谷工側と交渉を始めるとともに、現場のウォッチを開始した。その過程で、他所の工事で出たガレキの粉砕もついでに行っていることを住民側が発見。抗議を行って詫び状を取りつつ、解体工事協定の交渉の段階で、少しずつ工事公害の改善を勝ち取ってきた。実際の協定が締結されたのは、今年3月になり工事が8割がた終わってからだった。



どうです、この非常識振り。「長谷工の辞書にモラルという文字はない」といったところでしょうか。

まあ、こうした数々のハードル(?)を越えて、漸く工事協定書の締結と相成る訳です。工事協定書のひな形は、ネット上にも多数掲示されており、いくつかリンクをご紹介すると、

・行政が提示する例→横浜市役所中高層調整課
・長谷工締結例(其の一、解体工事)→ルネ上野桜木
・長谷工締結例(其の二、新築工事)→(仮称)矢部駅前プロジェクト
・長谷工締結例(其の三、新築工事)→(仮称)ダイア八千代中央

などです。他社事例も含めれば、他にも多数見つかると思います。しかし、こうして締結された工事協定も守られなければ何の意味もありません。そして、長谷工は工事協定を遵守しないことでも有名な企業だったりします。

一例を、上の協定書例で見たダイア八千代中央で見てみたいと思います。同マンションに反対している「(仮称)ダイア八千代中央建設反対ブログ」では、協定書上の作業時間が8時から18時30分までとなっているにも関わらず、朝7時半にはクレーンが動いていたり、夜中の12時45分になっても作業が終わらないという、非常識極まりない現実が暴露されています(他にも、クレーンを下ろさずに帰るという危険極まりない行為も…)。

これらは、ひとえに協定書に罰則規定が存在しないことに起因していると思われますが、何も住民側が長谷工を信頼してそうしている訳ではなく、

工事協定書の締結前に行った協議についても守れなかった場合についての罰則をかたくなに拒んでいましたからね。「破るつもりだから罰則定められないんでしょ?」とのこちらからの問いにも「そうではない」という長谷工&ダイアの返答でしたが、やはり破るつもりで約束していたのですね。



という上記ブログの記載からもお分かりの通り、最初から工事協定など遵守する気のない事業者側が、後でペナルティを負いたくないが故に罰則規定を断固拒否することに起因するものです。罰則規定のない契約なんて、精神論以外の何者でもありません、残念ながら。とにかく、今後の工事協定締結に向けては、色々と検討すべき事項がありそうですね。
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テーマ:住宅・不動産 - ジャンル:ライフ

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