吉祥寺東町の法政跡地問題を考える

各地で高層マンション建設を強行、地域住民との紛争多数。モラルゼロの最低マンション専業ゼネコン・長谷工コーポレーションによる、吉祥寺東町・法政高校跡地の高層マンション建設計画を追跡するブログです。

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長谷工施工現場は危険がいっぱい

前回のエントリから多少日にちが空いてしまいました。少し早い夏休みをいただいていました、という訳ではなく、単にちょっと忙しくて更新の時間が取れなかっただけなんですが… それに合わせる訳でもないのでしょうが、法政跡地マンション建築問題も、次回の長谷工説明会まで日数があることから、ここのところ小休止といったところです。

さて、取り敢えず現在は、建物に対する住民側の要望事項が長谷工に伝えられ、長谷工が検討するという状況になっていると思います。そこで今回は、今後開催が予定されている工事説明会に向けて、いかに長谷工の施工現場で危険なことが起こっているかをご紹介したいと思います。とは言え、長谷工施工現場の杜撰さについての内部告発はネット上に溢れているものの、情報の確度が保証されませんので、ここではクレーン横転という重大事故に絞って事実のみをご紹介します。

先ずは、2003年5月8日に我孫子市で長谷工が起こしたクレーン車横転事故についてです(因みに、記事中でマンション名は明らかになっていませんが、citia(シティア)という妙な名称のマンションです)。事件の概要は、以下の通りです。

クレーン車横転し、3人死傷 千葉・我孫子

 8日午前8時45分ごろ、千葉県我孫子市我孫子のマンション建設現場で、作業中のクレーン車横転した。男性作業員2人が下敷きになり、市川市富浜3丁目、国分聖司さん(54)が全身を強く打って間もなく死亡。横浜市南区の男性作業員(18)も全身を強く打つ大けがを負い、クレーン車から逃げようとした市川市の男性作業員(20)も右足を打つけがをした。

 我孫子署などの調べでは、クレーン車マンションの自転車置き場の塀をつくるための準備中で、クレーンを伸ばす確認作業をしていたところ横転したという。2人は台車から約40メートル離れた作業場にいて、約47メートル伸びたクレーンの下敷きになった。現場では15階建てマンションを建設しており、事故当時は強い風が吹いていたという。



この記事では横転の原因が明らかになっていませんが、5月10日付毎日新聞の続報では、おもりの付け忘れで横転したこと、更には1年前にもパワーショベルの横転で作業員1名が死亡していたことが報道されています。

我孫子・クレーン横転 昨年にもパワーショベルで死亡事故

◇再発に関係者戸惑い
 我孫子市我孫子の大規模マンション建設現場で8日朝、クレーン車が倒れ作業員3人が死傷した事故に関連し、昨年3月にも同じ現場でパワーショベルが横転して作業員1人が死亡する事故が起きていた。事故の再発に工事関係者や付近住民は戸惑
いを隠し切れない様子で、安全対策の不備を指摘する声も出ている。
 建設主体の「長谷工コーポレーション」(東京都港区)広報部によると、前回の事故では、パワーショベルで土砂の撤去作業をしていた男性(60)が、転倒したパワーショベルの下敷きになって死亡した。
 今回の事故は、クレーン操縦者(56)がアームを最大限の47メートルにまで伸ばした際、バランスを崩し横転した。我孫子署などの調べでは、操縦者がクレーンの操縦室後方に設置すべき鉄製のおもり(13トン)の装着を忘れたうえ、警報ブザーが鳴っていたのに操作を続けたのが原因とみられている。
 我孫子署は操縦者を業務上過失致死傷の疑いがあるとみて調べているが、操縦者は「おもりをつけていると思いこんでいた。なぜブザーが鳴っているか分からなかった」と供述しているという。
 長谷工広報部の担当者は「20年以上の経験者がこんな初歩的なミスをするとは」と話している。しかし、マンション近くの男性住民(66)は「ここはもともと地盤が緩く、足場が悪い。工事の安全対策に問題はなかったのか」と不安げな様子だった。【江畑佳明】



こんなに労災事故が頻発する現場って… この会社の安全管理は大丈夫なんでしょうか? おもりの付け忘れが直接の原因のようですが、強風の中で工事を強行しようとしたことが事故の遠因であることも忘れてはいけません。安全管理より、工事日程を優先した代償は大きかったようです。

もう一件ご紹介しましょう。今度は、2005年11月26日に川崎市高津区のスニーカータウン(溝の口ガーデンアクアス)工事現場で起こしたクレーン車横転事故です。このマンションでの長谷工の行動記録は、長谷工巨大ビル建設を考える会のHPに詳細な記録が残されています。このHPには、ここで採り上げるクレーン車横転事故の他にも、土壌汚染疑惑、隣接する日経新聞工場隠蔽広告疑惑など、注目すべき内容がてんこ盛りです。是非、ご一読下さい。

さて、本題のクレーン車横転事故ですが、同HP内に2005年11月27日付東京新聞の記事が紹介されています。「高津・マンション建設現場 府中街道に大型クレーン横転 高圧線切断 7000戸停電」の大見出しで始まる記事の詳細は、上記リンクからお読みいただくとして、ここでは「『倒れることない』反対住民に以前建設会社が説明」の小見出しで始まる部分をご紹介させていただきます。

 建設現場南側の丘陵部にあるマンションに住む会社員の男性(40)は「ズドーンという地響きのような音がして、外を見ると土煙が上がっていた」と当時の状況を話す。
 現場の建設中のマンションは、景観などへの影響を懸念した住民グループが建設反対や規模の見直しを求めた経緯がある。地震があった際、建設会社にクレーンの安全性について尋ねたが、「倒れることはない」と説明されたという。
 男性は「今日は強風が吹いていなかった。原因が分かるまで、作業はストップし、建設会社は住民にきちんと説明する必要がある」と話していた。



この記事には、具体的な建設会社の名前が出てきませんね。その理由の一つに、マスコミ取材陣が引き上げるまで、工事現場周辺の仮囲いに掲示された社名をシートで隠すというセコい隠蔽工作があったことが、上記「考える会」のHPで具体的な写真と共に暴露されています。ここまで来ると、この会社が哀れに思えてきます。

しかし、この話には更なる長谷工の非常識さを物語る後日談があります。またまた同HP内からの引用ですが、2005年12月15日付東京新聞の記事では、「高津・クレーン転倒建設現場 別車両できょう”強行” 文書のみで住民に通知」の見出しで、工事再開を強行したことを伝えています。

 川崎市高津区のマンション建設現場で11月26日に作業中の大型クレーン車が転倒した事故で、施工者の長谷工コーポレーション(東京都)が15日から事故車以外の大型クレーン車を使って工事作業を再開することが14日、分かった。
 川崎市はこれまで長谷工側に対し「大惨事になる恐れがあった」として、不安を感じている住民への十分な説明や再発防止策を実施するよう指導していた。作業開始について、同社は13日、住民にA4サイズの「お知らせ」と題した文書を配布しただけだった。このため、市は14日、同社に再度、住民に十分な説明をするよう指導した。
 文書では事故原因を、制御装置(リミット装置)などが作動しなかったためとしている。だが、なぜ装置が作動しなかったのかという根本的な原因についての説明はない。再発防止策としてはクレーンの専用監視員を配置するとしている。
 同社は今月4日に開いた住民説明会で事故原因や再発防止策について同様な説明をしたが、住民からは「安全が確保されたとはいえない」と不安視する声が出た。10日には地元町会役員に限定した説明会を開催。さらに、文書のみの作業再開通知に、不信感を深めた住民もいる。
 長谷工広報部は「担当者と連絡がとれず、対応できない」としている。(飯田 克志)



「担当と連絡がとれないから対応できない」という広報のコメントは、事故を起こした企業としての説明責任の観点からはどうなのでしょうか? 疑問が残ります。
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テーマ:住宅・不動産 - ジャンル:ライフ

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