吉祥寺東町の法政跡地問題を考える

各地で高層マンション建設を強行、地域住民との紛争多数。モラルゼロの最低マンション専業ゼネコン・長谷工コーポレーションによる、吉祥寺東町・法政高校跡地の高層マンション建設計画を追跡するブログです。

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第4回長谷工説明会

遅くなりましたが、28日の土曜日に開催された、長谷工主催の説明会の様子についてご報告させていただきます。説明会の開催ペースが速く、毎週のように貴重な時間を取られることに辟易としている面はあります。もう少し自分たちの都合ばかりでなく、住民側の要望に対してじっくりと検討を行った上で、まとめて回答するような形で説明会を開催することはできないのでしょうか?

さて、内容についてです。今回は、住民側の要望もあり、計画概要の説明は省略され、冒頭に前回出た住民側の質問・要望事項に対して長谷工が回答。その後、質疑応答に入るという流れとなりました。先ず、長谷工側から説明があった事項は、以下の4点です。

(1) 東棟の室外機をバルコニーから開放廊下側に移して欲しい(騒音等の対策)。
 →できない。バルコニー側から廊下まで配管を伸ばすと、冷房効率が落ちる。また、室外機の騒音は50dB程度だが、これが複数台稼働したからと言って騒音が倍になる訳ではない。

(2) 立体駐車場の騒音について。
 →現時点で設置する機械は確定していないが、当社が良く使用する東急パーキングの駐車場の場合、上昇時の騒音が64~69dB、起動・停止時の騒音が74dBとなっている。騒音対策として、3方に防音壁の設置を検討する。

(3) 風害対策について。
 →風害が予想される箇所に、常緑樹を中心とした植栽を検討する。

(4) 東側建物のセットバックについて(圧迫感の軽減)。
 →中庭を削って、その分東棟をセットバックして欲しいという要望であるが、建築基準法上、廊下側の部屋の居室表示の関係上、建物間の距離を7m以上とする必要があり、応じられない。



なお、圧迫感の関係で、人間の視野は縦に60度程度しかなく、隣地境界線からは5階部分以上は見えない(のでそれ以上の高さは圧迫感に関係ない)という説明がありましたが、論じるにも値しない子供の言い訳以下の内容ですので、ここでは深入りしません。学術的に意義の認められている形態率(=天空遮蔽率)を使用しないことの言い訳がこれですから、長谷工という企業の体質が良く分かります。

これに対して、住民側からは、特に申し入れをしたい事項として、以下の3点を要請しました(これ以外の細かい要望事項は、別途書面にて要請する)。

(1) 東側の圧迫感軽減のために、建物を(高さを下げるのが一番だが)少しでもセットバックして欲しい。

(2) 駐車場・駐輪場は、全て地下にして欲しい(騒音対策)。

(3) ボーリング調査が再開されているが、完全引渡を受ける9月までは、調査と言えども作業は行わないで欲しい。応じないのであれば、現地権者である法政に再度作業の許可を与えないよう、住民側から要請する。



(1)については、質疑応答の中で、具体的な数値として天空遮蔽率を30%以下とするような設計を検討して欲しいと要請されました。本ブログの中で検討した数値を基にした要請内容のようですので、検討結果が多少なりともお役に立てて光栄です。長谷工のお二人も、本ブログは定期的に見ている筈(訪問回数80回以上という長谷工社員もいます。遠藤課長か中村さんではないですか?)ですので、議論は同じ土俵上でできることと思います。

(2)については、11階から8階にプランを変更して採算が厳しくなっており、地下は極力減らしたいという説明がありましたが、明確な返答はありませんでした。

最後の(3)については、「何故ボーリング調査をしてはいけないのか」という押し問答がありましたが、長谷工は中断するとは言いませんでしたし、住民側は法政に抗議するといったきりとなりました。後は、法政側の対応次第と言えそうです。

その後の質疑応答で出た内容の中で、主要なものをご紹介しますと、

電波障害における障害の基準、具体的な対策等を教えて欲しい。
  →次回説明。

・北側の部屋にはリビングを持ってこないで欲しい。また、ルーフバルコニーも不可(北側の住戸は南側にリビングが設置されているケースが多く、カーテンも開けられなくなる)。
  →検討する。

・建物が25mギリギリであり、安全率を確保して欲しい。または、施工確度を保証して欲しい。
  →そんなに大きく精度が狂うようなことはない(必要なら事後調査もする)。



といったところでしょうか。最後の要請は、現在の長谷工-住民感の論点と無関係な気もします。25mを前提とした議論は時期尚早でしょう。

但し、長谷工物件の八王子市の「グレイスフォレシア多摩センター」では、真南に向いていることをアピールポイントとして販売したにも関わらず、販売後に「測量図の転記ミスによる誤りが判明」したと称して、当初の図面より約10度西側にずれていたことを公表するという荒技を炸裂させています(しかも、お詫び料一律20万円で話を済ませようとして更に住民の怒りを買うという後日談付)。この程度の設計・施工能力しかない会社ですから、懸念にも一定の理はあるかも知れません。

次回の説明会は、社内の検討に要する時間とお盆休みを考慮して、8月26日頃となる見通しです。このまま時間切れを主張して説明会を打ち切るようなことがないようにお願いしたいものです。まあ、その際は、斡旋・調停に移行する可能性も否定できないと思いますが… 少しは、長谷工が住民に対する誠意を見せた計画変更案を提示するようなことはあるのでしょうか? そうなれば、本ブログでも長谷工をきちんと賞賛しますよ(反対の場合は徹底的にこき下ろしますけど)。
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テーマ:住宅・不動産 - ジャンル:ライフ

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