吉祥寺東町の法政跡地問題を考える

各地で高層マンション建設を強行、地域住民との紛争多数。モラルゼロの最低マンション専業ゼネコン・長谷工コーポレーションによる、吉祥寺東町・法政高校跡地の高層マンション建設計画を追跡するブログです。

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第3回長谷工説明会

22日の日曜日に、長谷工主催の第3回説明会が開催されました(代表の方以外にとっては2回目ですが、長谷工の言い方に倣い、第3回と表記いたします)。その様子についてかいつまんでお伝えいたします。

前回の説明会の時点で、様々な図面等の追加資料を要請しましたが、会場入り口で今回手渡された資料は、電波障害図(前回スライド提示されたもの)と新築工事に係る工事工程表のみでした。この辺りから、都合の悪いことは一切説明しないという長谷工の態度が露骨に見え始めます。

基本的に、説明会の進行は、前回と同じスライドに基づいて計画の概要が説明されるという形で行われました。その中で、何点か前回住民側から要求された事項についての説明が追加されるという形でした。そのため、以下の内容も新たに説明された事項と質疑応答を含めた長谷工と住民側の遣り取りに限ってご説明させていただきます。

説明の冒頭、「11月着工のためには、8月末には住民側との協議を終了させ、実設計に入りたい。時間も限られているので、宜しくお願いしたい」と、いきなり説明会のデッドラインを設定し始め、当初の「納得がいくまで説明する」という掛け声は、どうやら長谷工・遠藤課長の頭の中からは雲散霧消してしまったようでした。ニワトリ並みの記憶力しか持ち合わせていない人物のようです。

先ず、手渡された数少ない資料の一つである電波障害図ですが、「武蔵野市中高層建築物の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例」第2条第4号(関係住民)には、はっきりとこう書いてあります。

(4) 関係住民 次のア又はイに掲げる者をいう。
ア 中高層建築物の敷地境界線からその高さの2倍の水平距離の範囲内にある土地又は建築物に関して権利を有する者及び当該範囲内に居住する者(以下「近隣関係住民」という。)
イ 中高層建築物による電波障害の影響を著しく受けると認められる者



今回、本図面で電波障害による影響を受ける可能性があることが判明された方は、条例に基づく説明会の出席権があると思いますので、是非次回以降ご出席の上、直接その影響について問い質すことをお勧めします(本来こんなことは長谷工がやるべき事項です)。

電波障害図
(クリックで拡大)

また、工事工程表には、躯体工事が始まると、コンクリートミキサー車だけで月10回、50~80台/日が入るというものすごい数字が記載されており、「到底認められる台数ではない」、「1時間当たり5~8台になる。路上待機車両が発生しない訳がない」などの強い懸念が示されました。「東側の道路は一方通行で、老人の多い東側住人の生活道路であり、工事車両は一切通るな」なんていうちょっと無茶な要求まで飛び出していました。

この他、風害の説明では全方位からの風の予測結果が示されましたが、「地上2mで周囲の建物の影響も考慮したシミュレーション。これ以外のシミュレーションは当社ではやるつもりはない」という、到底住民側の要求する内容とはほど遠い説明で終わらせてしまい、ここでも「納得がいくまで説明する」という当初の掛け声は、あっさりと放棄されました。

今回、かなり議論になったポイントとして、駐車場の問題があります。一つは、武蔵野美大との隣地境界線沿いに配置された立体駐車場について、もう一つは、東側の(以前は公開空地だったところに設けられた)平面駐車場です。立体駐車場の騒音を懸念する声が上がると、「駐車場は地下式である」と図面のどこにも書いていない説明を突然始めました。図面にははっきり「3段ピット式駐車場」って書いてあるし、普通の常識ではこれが地下ピット式だとは読めないと思うのですが… まあ、そう言うんだから一応信じときましょう。平面式駐車場については、間に挟まれる形となる住宅の方の騒音被害を懸念する声が多数上がりました。どうせ削り代なんでしょうけど、よくもこれだけ根性のひん曲がった嫌がらせを考え付くものですね。

また、前回意見として出た中庭を削って、その分東側の建物を奥に引っ込めるという案については、廊下側の採光の問題からできないの一点張りでした。具体的な計算根拠を提示してもらわないことには、どうせまた嘘をついているんだろうと疑いたくなります。この辺は、次回以降の説明会で追求すべき事項ですね。

そして、東側の隣接住民の方々の圧迫感を検証するために形態率(説明会では「天空遮蔽率」と言っていました)の提示を要求していた点については、「当社では圧迫感を示す概念として天空遮蔽率というものを認めていない(ので出すつもりはない)」という意味不明な回答をしてきました。こちらの要求に対する答えになっていません。

まあ、長谷工として天空遮蔽率なんて概念、死んでも認める訳にはいかないのは良く分かりますよ。各地で耐え難い圧迫感をもたらすマンションばっかり建て続けているんですから。そんな概念を認めてしまったら、二度とあの劣悪設計の数々が行えなくなってしまいますものね。哀れな会社です。

最後に、付け足しのように「あくまで速報ベースだが、体育館の天井配管部分と煙突部分にアスベストが使用されていることが判明した」との説明がありました。杜撰な解体工事を許さぬよう、こちらもきっちりと監視する必要が増しそうです。

全体的な感想としては、「納得がいくまで説明会は何度でも行う」と言っていた当初の態度はさくっと撤回。自らの計画には一切変更を加えずに同じことの説明を繰り返すのみで、住民側の要求する資料についても、都合の悪い事実は全て「出さない」の一点張り。これで、住民側は何の「説明」を受けて、何を「理解」しろと言うのでしょう?

住民側は、終始一貫して「本当はこんな低層地域にマンションなど建てて欲しくはないが、建つのは仕方ないので、せめて周辺環境に配慮したものとして欲しい」という極めて正当な要求をしているだけです。それに引き替え、長谷工の身勝手さはどうでしょう? おそらく、このまま同じ説明を繰り返し(出せる資料だけ小出しに出し)、彼らが勝手に設定している期限(8月末頃)が迫ったことを理由に、当初から用意していた「削り代」を削った「住民側に配慮したプラン」を持ち出して、「これが当社としても皆さんの要求に応えたギリギリの線。これで何とか理解して欲しい」とでも言って、住民側を丸め込もうという狙いが見え見えです。

こんな態度では、着地点を見いだすことなど難しそうですね。彼らが勝手に設定した期限など知ったことではありません。住民側が要求している事項に対してきちんと回答するまで、説明会が終わることはないということを、長谷工は自覚すべきだと思います。もっとも、最後は一方的に説明会を打ち切るつもりかも知れませんが。その場合でも、「住民にはきちんと説明した」と市に報告するつもりですかね? 流石に考えが甘過ぎるのではないかと思いますけど…
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テーマ:住宅・不動産 - ジャンル:ライフ

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