吉祥寺東町の法政跡地問題を考える

各地で高層マンション建設を強行、地域住民との紛争多数。モラルゼロの最低マンション専業ゼネコン・長谷工コーポレーションによる、吉祥寺東町・法政高校跡地の高層マンション建設計画を追跡するブログです。

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市議会における法政跡地問題討議経緯について(3)

ここ最近のエントリは、引用部分が多いため文章も長く、武蔵野市在住の方以外には無関係に思われるトピックも多いのですが、マンション紛争が発生した際の行政及び地方議会との関係において、少なからず参考になる部分もあるのではないかと考えています。一当事者として、法政跡地問題をもう少し違った方向に誘導できなかったものかという反省も踏まえて、もう暫くお付き合い願います(勿論、何か動きがあればそれについてご報告いたします)。

さて、今回は平成18年に入って最初の市議会(平成18年第1回定例会)の討議内容についてです。先ずは、大野まさき議員から長谷工に対する指導方針等についての一般質問がなされています。

大野議員:「法政一中・一高跡地問題についてです。この土地については、法政側から長谷工コーポレーションに売却されることになりましたが、市として今後、長谷工側へこの土地の利用に関して、どのような指導を行っていこうとお考えでいらっしゃいますでしょうか。」

邑上市長:「法政一中・高の跡地問題で、残念ながら長谷工が契約を結んだということでありまして、市としては本校部分はなかなか困難な面もあるけれども、記念講堂側の用地取得については今後もぜひ調整を、協議していきたいなという思いと。それから、一方で長谷工がこれから開発計画を出されてくるかと思いますが、それについては(中略)当然、周辺地域の住宅環境等を踏まえながら、宅開要綱に基づいて適正な指導をしていきたいというふうに考えます。」



引き続き記念講堂側の用地取得にこだわっている様子が窺えます。また、長谷工に対する行政指導についても、具体的な指導内容に踏み込んでおらず、やや中途半端な答弁である感は否めません。続いて、桑津昇太郎議員より、武蔵野市東部地区のまちづくりという観点から、法政跡地問題に対する一般質問がなされます。

桑津議員:「吉祥寺東町1丁目、3丁目にかかる法政大学第一中・高校の移転後の跡地については(中略)、あらゆる手段の再検討をし、前陳情を採択した本市議会の意思にこたえて、また住民の期待にこたえての、この用地の取得に向けて積極的な行動をとるべきと考え(中略)、邑上市長の御所見を伺います。
 また、同時に、本校舎跡地には大きなマンション建設の計画も考えられています(中略)。マンション建設の点についても、今後の対策に向けて市長の御所見を伺います。
 また、同じく法政のグラウンド跡地、ここは練馬区に位置しますが、吉祥寺東町との境にある大きなスペースであり(中略)、吉祥寺東町内の生活道路の通過車両問題を真剣に取り組んでいる地元にとっても大変大きな問題になるのではと考えており(中略)、この点についても市長の御所見を伺います。」

邑上市長:「法政一中・一高の移転の問題、跡地の問題につきましては(中略)、新たな土地所有者であります長谷工コーポレーションに対しまして、これまでの交渉経過を踏まえて、当該地区における住環境及び防災の観点からも必要な土地であると考える記念講堂側、テニスコートを含む西側用地を対象に、引き続き用地交渉を継続していきたいというふうに考えております。また、これから、まだ具体的な事業計画の提示はございませんが、開発計画に対しましては計画段階から地域住民の意向が反映されるように、事業者に対して働きかけたいというふうに考えております。
 法政高校のグラウンドも(中略)、吉祥寺東町の通過交通車両の問題に一層に影響を与えるのではないかなという心配もありますので、練馬区からもそういう開発の情報収集を図って、今後とも周辺の道路整備を含めて交通規制のあり方などを検討していきたいなというふうに考えます。」

桑津議員:「法政の跡地の問題で、この法政の跡地は(中略)、大規模公共公益施設だから60/200の適用がなされているということ。民間であれば、普通40/80というところが適用されているということをしっかりと法政大学、また長谷工コーポレーションに伝えられたと聞いておりますが、いま一度、その点について確認させてください(中略)。
 また、こういう状況下にあって(中略)、もう時間もないわけですから、速やかに具体的な手段を講じるというようなことを、お考えを再度お聞かせ願いたいと思います。」

邑上市長:「今までの経過から法政高の用途地域がああいう形で決まり、60/200%の建ぺい、容積になったという経過でございますが、その件は重々に法政もしくは長谷工の方に伝えてございまして、周辺環境の低層住宅地を守るという大前提のもとに計画をしてほしいということは申し入れてございますが、今後も開発計画が出される前から、地域の皆様の熱きいろいろな声を聞きながら、強く指導をしていきたいなということでございます(中略)。
 いずれにしましても、これからは相手が法政ではなくて長谷工になってきますので、用地取得の件、それから開発計画に対する指導の件、これを情報を地域にも出しながら、地域の声も聞きながら進めていきたいというふうに考えております。」



桑津議員は、流石に法政高校と同じ吉祥寺東町3丁目在住だけあって、この問題に対する関心が深いのか、かなり熱のこもった長い質問をしています(ので大幅に割愛しました。原文は議事録をご参照下さい)。邑上市長が表明している「強い指導」がこの後に見られないのは、今となっては非常に残念ですね。

この他、予算特別委員会の近藤和義委員長からの審査結果報告に、法政跡地問題についての言及が少しあります。

近藤予算特別委員長:「平成18年度武蔵野市一般会計予算、4特別会計予算及び1企業会計予算に関する予算特別委員会における審査の概要と結果について報告いたします(中略)。
13)法政大学第一中・高等学校用地について、今後の対応について伺う。
 答え、今後は、長谷工コーポレーションと交渉することになる。西側の土地について、長谷工コーポレーションと情報交換を月に一、二回行っている。」



どうも、市側の法政跡地問題は、西側跡地の取得のみになってしまっているようです。これに対する市議会側の追求はこの後どうだったのでしょうか。平成18年第2回定例会以降の議事録については、また後日。
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