吉祥寺東町の法政跡地問題を考える

各地で高層マンション建設を強行、地域住民との紛争多数。モラルゼロの最低マンション専業ゼネコン・長谷工コーポレーションによる、吉祥寺東町・法政高校跡地の高層マンション建設計画を追跡するブログです。

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赤字転落、キタ━(゚∀゚)━!!!!!

今週も突貫工事に余念のない長谷工ですが、本日もコンクリート打設工事を行う日でした。毎回、コンクリート打設の日は遅くまで皓々とライトを照らして作業を行う非常識さを炸裂させていますが、本日の消灯時間はほとんど午後10時直前でした。この会社には、全くというほど常識というものが欠落しています。

最近、遅くまで工事を行う日には、夕方頃、下の写真のようなお知らせが掲示されています。これが掲示されるようになった経緯は不明ですが、近隣住民に向けての情報提供を目的としているのであれば、全く用をなしていないことになります。何しろ、作業完了予定を午後8時頃としていながら、現実には午後10時近くまで作業している訳ですから。

コンクリート工事のお知らせ(不正確極まりないコンクリート工事のお知らせ、クリックで拡大)

さて、本題です。前回のエントリ「因果応報」で予言(?)した通り、長谷工が本日発表した第3四半期決算短信において、特別損失の計上、棚卸資産評価損の計上、繰延税金資産の取り崩しの3点セットによって、めでたく最終赤字に転落しました。同時に、業績予想の修正も行い、通期でも最終赤字に転落することも発表しました。

これ自体は何の違和感もありませんし、むしろ後述するように、赤字幅が過小に見積もられており、最終赤字はもっと拡大するのではないかと思っている位ですが、先ずは順番に長谷工の決算内容を見てみたいと思います。

最初は、特別損失の計上から。これについては、日本綜合地所関連の損失について説明があり、平成20年12月末時点の債権残高約92億円の半分に相当する46億円の貸倒引当金を計上した旨が述べられています(税務上の繰入限度額に従ったものと思われます)。しかし、平成21年1月までに新たに発生した約27億円の債権については、「期末までに損失処理する」旨が述べられているのみで、更なる追加損失の計上が予定されていることが分かります(通期予想によれば、第4四半期で特別損失が52億円膨らむことになっています)。

次に、棚卸資産の評価損計上ですが、これについては第3四半期までの累計で63億円の評価損を売上原価に計上したことを明らかにしています。しかし、12月末で1,967億円に上る営業用不動産関連資産の残高と比較して、評価損がこの程度(約3%)で済む筈はないでしょう。長谷工には、デベロッパーへの転売を当て込んで先行取得したマンション用地がゴロゴロしている筈です(それが長谷工自慢のビジネスモデルなのですから)。今、マンション用地を素地で売却しようとすれば、購入したときの価格の半値でも買い手が付かないと聞きます。この程度の評価損でお茶を濁そうとは、虫が良すぎるのではないでしょうか。

そして、繰延税金資産の取り崩しですが、第3四半期の法人税等調整額(≒繰延税金資産の取崩額)は約38億円に上り、これによって(税引き前は黒字だが)最終赤字に転落したことが見て取れます。しかし、一部取り崩し後でも繰延税金資産の残高は約466億円もあります。繰延税金資産は、「将来税金の前払分」と考えて資産性が認められるものなので、将来の収益が大幅に減少する見通しであれば、収益見通しに応じて取り崩さなければならないものです。その点、長谷工の今後の収益は急落することが決定的ですので、繰延税金資産の取り崩しについても甘過ぎると言わざるを得ないでしょう。

では何故、長谷工の収益は急落すると分かるのか。それは、長谷工の受注高の推移を見れば一目瞭然です。下の図は、長谷工発表の第3四半期決算説明資料の中にある四半期受注高の推移ですが、一目瞭然、受注高が急落している様子が見て取れます。マンションの施工には(長谷工の突貫工事マンションでも)通常1年以上の時間が必要ですから、1~2期前の受注状況を見れば、将来の収益は簡単に予測できます。とすれば、長谷工の来期の決算が如何に悲惨なものか、火を見るよりも明らかでしょう。そして、これだけ悲惨を極めるマンション業界において、今後の受注が当面は回復しないだろうということもほぼ確実です。一体、どこに長谷工の業績回復を予想する材料があるのでしょうか?

受注高推移(つるべ落としの受注高推移、クリックで拡大)

パッと見ただけでも、これだけの下振れ要因を内包した長谷工の決算。今後更なる下方修正が待っていることは確実です。現預金残高も平成20年3月末の626億円から400億円まで減少し、今後更に減少することも確実でしょう(しかも、その間借入金は1,650→2,424億円に急増)。こんな長谷工の命運が尽きる日は、案外すぐそばまで来ているのかも知れません。「その日」が来るのを指折り数えて待つこととしましょう。
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テーマ:住宅・不動産 - ジャンル:ライフ

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