吉祥寺東町の法政跡地問題を考える

各地で高層マンション建設を強行、地域住民との紛争多数。モラルゼロの最低マンション専業ゼネコン・長谷工コーポレーションによる、吉祥寺東町・法政高校跡地の高層マンション建設計画を追跡するブログです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

デベロッパー倒産劇はいよいよクライマックスへ

ここ数日、栄泉不動産に関連したキーワード検索からのアクセスが多い状態が続いていました。それもやっと落ち着いてきたかと思えば、今度は日本綜合地所が会社更生手続開始を申し立てたというニュースが飛び込んできました。2日前に、業績の大幅下方修正を発表したばかりでの倒産劇、なんだかな~という感じです。

恒例、TDB大型倒産速報の「ヴェレーナ」シリーズのマンションデベロッパー 東証1部上場 日本綜合地所株式会社など3社 会社更生法の適用を申請 負債2142億2300万円によりますと、

 東証1部上場のマンションデベロッパー日本綜合地所(株)(資本金141億1975万7196円、港区高輪2-21-46、代表西丸誠氏、従業員362名)は、2月5日に東京地裁へ会社更生法の適用を申請した(中略)。

 当社は、1993年(平成5年)2月に日本綜合地所(株)として設立した会社を、98年(平成10年)6月に、88年(昭和53年)7月設立の休眠会社が吸収する形で新たに設立したマンションデベロッパー。99年11月に店頭登録し、2001年12月に東証2部、2003年3月に東証1部に指定替えした。主にファミリー層をターゲットとしたヨーロピアンテイストの新築マンション「ヴェレーナ」シリーズ(2007年に「グランシティ」「レイディアントシティ」などの自社ブランドを統一)の分譲を手がけ、積極的なテレビCMなど広告宣伝が奏功したほか、企画力、営業力にも定評があり、好調な販売実績を積み重ねていた。

 近年では、一戸建て分譲・不動産仲介会社を設立したほか、マンション管理部門を分社化、広告会社を買収するなどグループの強化にも注力。2007年にはマンション供給戸数(年間)が首都圏では2位、全国では6位にランクされ((株)不動産経済研究所調べ)、2008年3月期にはピークとなる年売上高約973億9100万円(単体)を計上していた。

 しかし、この間の資材価格の高騰、建築基準法改正、サブプライムローン問題などに起因する急速な不動産市況の悪化により、販売状況が鈍化。商品不動産の固定化が懸念されていたほか、主に販売用マンション取得・建築や賃貸用不動産取得にともなう借入金、社債など有利子負債が重荷となっていた。販売を強化して在庫の圧縮を推進していたが、経営環境のより一層の悪化により、株価、格付けも低下したことで対外的な信用も低下していた。

 11月上旬には社債償還が注目されたが、主力行を含む複数行から資金調達を行いしのいでいた。しかし、拡大路線を基調とした中期経営計画の見直しは避けられず、同時に計画の下方修正を発表。採用内定者の取り消しを行わざるを得ない事態となり、社会的な話題にもなっていた。今年2月3日には、市況の急速な悪化を棚卸資産の評価に反映した結果、今期は約308億円の大幅な最終赤字になることを発表。建築代金の支払いも困難となり今回の措置となった(中略)。

 また関係会社で分譲マンションの開発販売を手がける、日綜不動産(株)(資本金4億9400万円、大阪市中央区本町4-1-7、代表市森賢治氏)と戸建分譲の日綜ハウジング(株)(資本金1億円、港区高輪2-21-46、代表木下康氏)も、同日同地裁へ会社更生法の適用を申請した(後略)。



この文中にもある通り、日本綜合地所といえば、今春入社予定の学生の内定取り消しで一躍全国区になった会社です。内定を取り消された53人の学生に対しては、全員に補償金100万円を支払済とのことですが、学生さんとしては複雑な心境でしょう。やはり、内定を取り消さざるを得ない程に、問題が表面化した昨年11月の段階で経営は悪化していたということだったようです。

さて、こんな日本綜合地所ですが、この会社も例によって結構長谷工物件が多いことで定評があります。本日現在の全物件一覧には、全36物件(うち、完売済1物件)が掲載されています。このうち、完売物件を除いたマンションは32物件で、内訳は、東京23区7物件(うち、長谷工1物件)、東京都下4物件(同1物件)、神奈川10物件(同5物件)、千葉5物件(同3物件)、埼玉2物件(同0物件)、関西4物件(子会社・日綜不動産分、同0物件)となっています。長谷工施工物件が10物件も含まれている点、立派な忠犬と言えます。

ここのマンションは、「奥行き約4mのオープンエアリビングバルコニー」が売り物で、それ自体は差別化要因としては成功していたと思いますが、ヨーロッパ風(らしい)を謳った変な尖塔が付いたデザインなどは、正直センスが良いとはとても思えませんでした。それが破綻の理由なのか、はたまた郊外長谷工物件の販売不振のせいなのか、その辺りは不明ですが、紛争も頻発しているお行儀の悪いデベロッパーでしたので、天誅が下ったというところでしょう。

なお、一緒に倒産している子会社の日綜不動産ですが、この会社の前身は日立造船不動産という日立造船の子会社です。日立造船に見捨てられ、関西進出を目論んでいた日本綜合地所に拾われたまでは良かったのですが、結果は一緒だったようです。

半年前のエントリゼファー倒産は単なる序曲で、「デベロッパー淘汰の動きは、どれ位の大手までを巻き込んでいくのでしょう。今後の動きには要注目です。しかし、この淘汰の流れの本丸は、マンション市況を一社で完膚無きまでに破壊した、どうしようもない某マンション専業ゼネコンしかあり得ないでしょう」と書き記しました。流れは完全にその通りになっています(別に私に先見の明があったという訳ではなく、誰が見てもそうだっただけです)。

最早、この日本綜合地所の倒産は、3月末に向けてマンションデベロッパーが淘汰されていく、そのクライマックスの幕開けに思えてなりません。そして、その総仕上げには、某ゼネコンの破綻こそがふさわしいと思いますが、皆さんはどうお感じになりますか?
スポンサーサイト

テーマ:住宅・不動産 - ジャンル:ライフ

コメント

千葉市幕張の物件では、「オープンエアリビングバルコニーが床面積算定から除外されていることは建築基準法違反である」として、「日本綜合地所のオープンエアリビングバルコニーに審査請求」となりました。(2008年12月18日)
(URLに上記を記したblogを記載)

駅近と駅遠の各1件ずつで、紛争を起こしたのは駅近の方です。そして、建て急ぎでもしたのか、販売スケジュールも二転三転した矢先の倒産でした。
駅近の物件は、転売の可能性もあるので監視していきたいところです。

それにしても、名称の最後に「I(アイ)」を足すと、言霊の国としては・・・と思う所もあります。

  • 2009/02/06(金) 01:07:57 |
  • URL |
  • 千葉市民 #L1x6umnE
  • [ 編集]

長谷工撤退

八千代市大和田新田で計画されていた
日興コーデュアル証券研修センター跡地、長谷工・日本綜合地所、15階、982戸の現場から長谷工が撤退。2/16より仮囲い撤去。
現場は旧施設が取り壊され更地の状態。

  • 2009/02/18(水) 00:20:34 |
  • URL |
  • 千葉県八千代市より #-
  • [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://higashichomanshon.blog86.fc2.com/tb.php/148-912daa4b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。