吉祥寺東町の法政跡地問題を考える

各地で高層マンション建設を強行、地域住民との紛争多数。モラルゼロの最低マンション専業ゼネコン・長谷工コーポレーションによる、吉祥寺東町・法政高校跡地の高層マンション建設計画を追跡するブログです。

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近況など

ちょっと最近時間が取れなかったため、ブログの更新をお休みしておりました(特に動きがなかったこともあります)。

本日、長谷工説明会が開催されましたが、住民側から再三にわたって、市の地区計画の説明会(7月5日)後にして欲しい、事前に理解を深めるため図面を出して欲しいという要請をしていたにもかかわらず、説明会の延期には応じられないという長谷工が頑なな姿勢を崩しませんでしたので、2Hの会(条例による説明会の対象範囲内の住民)の代表メンバー数人で説明を一旦受け、その後、入手した図面等を基に会合を持った上で、次回の長谷工主催の説明会に出席するということになりました。

事前に図面一つ渡せないという態度だけでも、長谷工説明会に対するおざなりな姿勢が分かるというものですが、そんなことは最初から分かり切っていますので、今更文句を言うのはなしにしましょう。取り敢えず、長谷工の計画概要等については、また後日分かった段階でご報告させていただきます。

なお、最近事前調査(地質調査)として、法政跡地の敷地内でボーリング調査が行われているようで、近くを通るとかなりの騒音と振動が感じられます。この時点であれだけの騒音と振動が生じるなら、本格的に工事着工となったら一体どうなるのでしょう? 建物自体の周辺環境に対する配慮は勿論ですが、工事の被害を最小限に食い止めるための動きも不可欠ですね。長谷工に対しては、この点も強く申し入れていく必要があると感じる今日この頃です。
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長谷工始動

昨日の住民集会でも、集会後に早速長谷工建築計画の標識を掲示し、2Hの範囲内の住戸を戸別訪問し始めるという情報がありましたが、本日早速行動を開始しました。自分に都合の良いことだけは迅速に行動する、という身勝手さは流石です。

建築計画のお知らせ
(クリックで拡大)

掲示されていた建築計画のお知らせは上の写真の通りです。一応、地上8階地下1階建てで高さは24.98mとあります。但し、昨日の集会でも質問の回答にありましたが、これは「このような建築物を計画していますよ」という単なるお知らせで、これで確定したということではないそうですので、本当に25m以上の建物が建たないという保証は現時点ではありません。因みに、お気付きになられた方もいらっしゃるかも知れませんが、このお知らせ、住所が間違っています。「武蔵野市東町」ってどこですか? あわてて標識を掲示したせいか、自分たちが開発しようとする土地の住所も正確に書けないとは… 正に「急いては事をし損じる」ですね。

(6月20日追記:早くも、19日中には上からテープを貼って住所を修正していました。毎朝、長谷工社員数名がこのブログをチェックしているだけのことはあります。折角教えてあげたんですから、お礼のコメントくらい残していって下さいよ、長谷工の皆さん)

また、敷地面積9,569.07平米に対して建築面積は4,219.61平米(建ぺい率44.1%)、延べ面積は23,030.76平米(容積対象面積は17,441.04平米で容積率182.3%)となっており、敷地に余裕を持たせる一方で容積率は目一杯使っています。因みに、以前の11階建てのプランの時は延べ面積26,317平米、容積対象面積17,512.64平米と以前の集会で報告されており、水増し部分を削っただけで、容積対象面積にほとんど変化のないことがご理解いただけると思います。

次に、戸別訪問ですが、以下のような説明会の案内を配っていきました。

平成19年6月18日

ご近隣の皆様へ
株式会社長谷工コーポレーション

説明会開催のご案内

拝啓 皆様におかれましては、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度、武蔵野市東町3丁目314番5他(法政大学第一中・高等学校本校舎敷地)において「(仮称)吉祥寺マンション計画」を推進しております。
 つきましては、「武蔵野市中高層建築物の建築に係る紛争と予防と調整に関する条例」に基づく説明会を下記のとおり開催致しますので、ご案内申し上げます。
 ご多忙の折とは存じますが、ご出席の程、よろしくお願い申し上げます。
敬具



■開催日時:平成19年6月30日(土)午後14:00~16:00
■場  所:本宿コミュニティセンター 1階 ホール
以上


(お問い合わせ先)
東京都港区芝2-32-1
株式会社長谷工コーポレーション
開発推進4部 中 村  裕
TEL 03-5765-0574

東京都豊島区東池袋4-38-10
株式会社四季アーバンデザイン研究所
       垂 水 広 樹
TEL 03-5953-1620



今更言うまでもないですが、ここでもきっちりと住所を間違えています。また、「この度~」の文章には、「誰が」という主語がありません。更には、条例の名前も間違っています(「紛争予防と」→「紛争予防と」。よほど紛争がお好きと見え、条例の意味が微妙に変わってます)。この会社は、人に配布する文章の校正もしないんでしょうかね? こんなことじゃ、きっと設計ミスもチェックしないでそのまま通って、耐震強度も不足している建物でも多数建てているんじゃないかと不安になります。

因みに、四季アーバンデザイン研究所という設計会社について詳しいことは知りませんが、同社のHPによれば、標識に掲示されている垂水氏は取締役のようですね。

取締役 垂水 広樹 S63中央大学 理工学部 土木工学科卒業
 都市開発コーディネーター

この会社のサイト上の主要作品の中に、何と法政跡地マンションのCGが掲載されています。11階建て→6階建て→8階建てと、ご丁寧にもプランの変遷もはっきりと分かる貴重な内容です。是非皆様ご覧下さい(よもや、圧力を掛けて削除させるなんてことはしませんよね、長谷工さん。もっとも、既に保存しましたけど)。

(6月27日追記:案の定、このエントリをアップして数日後にはCGが削除されていましたね。もう、やることがセコ過ぎて、ギャグ漫画並みです。わざわざ「保存済(だから削除しても無駄)ですよ」って書いてあげたのに…)

四季シミュレーション(11階)
(11階建てプラン、クリックで拡大)

四季シミュレーション(6階)
(6階建てプラン、クリックで拡大)

四季シミュレーション(8階)
(8階建てプラン、クリックで拡大)

ここまで検討しているんだし、6階建てで行きましょうよ、長谷工さん。今度の説明会の話題の中心は、6階建てプランの再検討で決まりですね。

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第7回住民集会

6月10日のエントリでもお伝えした通り、本日法政跡地問題についての住民集会が開催されました。内容としては、前回(3月26日)以降の動きについてと、いよいよ住民側の前に姿を見せ始めた長谷工とどう対峙していくかという、主にこの2点についての話し合いが行われました。

1点目の経緯説明については、既にこれまでのエントリでご紹介してきた内容がほとんどですので、いくつか印象に残った点、新たに判明した点のみご紹介させていただきますと、

○5月21日に、邑上市長協議会の松本代表の話し合いが行われた際、「市の素案について長谷工の理解を得られた。この話は、私(邑上市長)と助役しか知らない」という話があったにもかかわらず、すぐに新聞に記事が掲載された(協議会の松本代表の挨拶より)。

○法政が近隣住民を招いて4、5月にも開催すると言っていた「お別れの会」は、「学校の都合で7月20日(一学期終了)後とさせて欲しい。但し、法政を批判する横断幕をはずして欲しい」との申し入れがあった。「横断幕ははずせない。お別れの会ではなく、説明会かお詫びの会として欲しい」と返答したところ、後日、会は中止するとの連絡があった(跡地の会の中嶋代表の挨拶より)。

○6月3日に長谷工協議会の会合が行われた際、(1)25m案をやむを得ず受け入れる、(2)西側敷地の市への譲渡を前向きに検討する、(3)10月まで着工は見送る、(4)市の動きとは別に建築計画は長谷工独自に進めていく、(5)6月14日にも建築計画の標識を掲示し、6月中旬にも2Hの範囲内の住民に個別説明を行いたい、との発言あり。個別説明ではなく、説明会の開催を要求したところ、6月7日に個別説明はせず2Hの範囲の住民(110戸+α)を対象とした長谷工主催の説明会を開催する。なお、標識は住民集会後の18日にでも掲示するとの連絡あり(同・中嶋代表の挨拶より)。



といったところです。長谷工主導で話が急いで進められていくことに対する懸念の声が多数あがりました。また、個別説明を拒否し、「挨拶は受けても個別説明は受けない」という基本方針が確認されました。

また、長谷工は、説明の対象は2H(市の原案によれば敷地から50m)の範囲内の住民に限定するということに非常に固執しており、協議会、跡地の会が相手では説明会を開催しないという態度を崩さないことから、「2Hの会(仮称)」を立ち上げて、協議会の方たちはそのアドバイザー的な立場で協力していくことも、今後の方針として示されました。

また、協議会の方から建築計画では地下1階建てとなることから、搬出される土砂だけでも1万8千~2万立方メートル(4tトラックで8千~1万台相当)に上り、これに解体工事に伴う廃材の運び出しなども含めると、周辺道路への影響は多大なものとなるとの懸念が示され、これに同調する声、通学路への影響(現在、法政通りが通学路となっている)を懸念する声なども上がりました。このように、影響は決して2Hの範囲内に止まるものではないのですが、条例(武蔵野市中高層建築物の建築に係る紛争の予防と調整に関する条例第2条第1号)で関係住民とされているのが基本的にこの2Hの範囲内だけですので、2Hの会での交渉を基本としつつ、関係諸団体との連絡も密にして対処していくという方針が確認されました。

なお、現在市議会に対する地区計画早期制定に係る陳情がなされており、この議題が6月20日の建設委員会で議論されるとのことです。やすえ清治議員(建設委員会委員長)によれば、委員会の議論を傍聴して欲しいということですので、お時間のある方は是非行ってみて下さい。本ブログでも、後日議事録で検討内容はチェックさせていただきます。

最後に、質疑応答の中で、東側の法政跡地に隣接する住民の方からのご意見が、何とも市の住民不在振りを象徴していましたので、ご紹介させていただきます。

市のHPから「市長への手紙」が送れるので、意見を送った。その中で、地価の下落を懸念する旨を訴えたが、それに対する回答が「固定資産税評価額は下がりません。一方、取引価格は下がるかも知れませんが、それがマンション建築によるものだと説明することはできないのではないでしょうか。」というものだった。



この言葉に、市の態度が集約化されていると感じるのは私だけでしょうか?

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地区計画原案の縦覧と説明会

本日各戸に配布された市報むさしの6月15日号に、「吉祥寺東町地区の地区計画原案の縦覧と説明会」についてのお知らせが載っていました。内容は、以下の通りです。

 吉祥寺東町法政跡地周辺に、都市計画法に基づく地区計画を定めます。原案の縦覧・地元説明会を開催します。地区計画は、地域の特性にふさわしい態様を備えた環境を整備する、まちづくりの手法です。原案は、意見書を提出できます。縦覧:7月2日(月)~17日(火)。まちづくり推進課。説明会:7月5日(木)午後7時~8時30分。本宿小学校体育館(吉祥寺東町4-1-9)。意見書は7月2日(月)~25日(水)に住所、氏名を明記し、郵送または直接〒180-8777まちづくり推進課へ。問 同課 60-1872



これまでの経緯から判断して、意見書を提出しても無視されるのがオチだとは思いますが、何の抗議もせずに市の原案を受け入れるのも納得できる話ではありません。是非、一人でも多くの方から意見書を提出して、市への抗議姿勢を明確にしましょう。

なお、武蔵野市のHPに「吉祥寺東町の地区計画について」というページが開設されており、そこで市の素案とスケジュールを見ることができます。

市素案の概要として紹介されている項目は、

○目標
 地区内の適切な土地利用の誘導と、緑豊かで安全安心な住環境の形成及び保全を図る
○区域
 吉祥寺東町一丁目・三丁目地内で、道路で囲まれた街区単位による区域
○地区施設
 地区内に不足している、緑や歩行者空間等オープンスペースを確保する
○建築物の高さの最高限度
 都市計画道路計画線から20m及びその他の道路から10mの範囲は高さ15m、それ以外の部分は高さ25mを限度とする(但し、第一種低層住居専用地域の範囲は除く)
○壁面の位置の制限
 建築物の外壁等から敷地境界線までの距離は、高さが15mを超える建築物については、4m以上とする
○建築物の形態又は色彩、意匠の制限
 建築物の意匠又は色彩は、周囲の環境に調和した落ち着きのある色調とする
○垣又はさくの構造の制限
 道路に面して設ける垣またはさく(門柱は除く。)の構造は、生垣又は透過性を有するフェンス等とする。また道路に面して擁壁や石垣等を設置する時は、前面道路の縁石の上端から0.6m以下とする
○土地の利用に関する事項
 敷地内の既存樹木は、積極的に保全を図り、敷地内緑化に努める



市素案の区域図と高さ制限の概要は下図の通りです。法政跡地の本校舎側(法政通りより東側の部分)はそのほとんどが高さ25m制限となっており、ほとんど規制として機能していないことが見て取れると思います。また、公園となる予定の西側敷地にしても、その3分の1程度は都市計画道路に掛かっており、非常に使い勝手が悪いことが一目瞭然です。確かに地域に公園が増えることは望ましいですが、本校舎側の高さ制限を抑えてまで、用地取得に拘る必要は本当にあったのでしょうか? 長谷工にとっては、「渡りに船」だった気がしてならないのですが…

市素案区域図
(クリックで拡大)

高さ制限
(クリックで拡大)

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地区計画案を巡る水面下の動き

昨日のエントリで、住民集会開催のチラシを見て昨今の地区計画案を巡る動きが判明したことをお伝えしましたが、朝日新聞のバックナンバーを見てもう少し詳しいことが判明しましたので、ご参考までにお伝えします(朝日も読売も取ってないもので、情報が後追いになってしまいました)。

先ず、5月24日付朝刊に「長谷工、25メートル案受け入れ 武蔵野市・法政跡地マンション」という第一報が掲載されます。内容をかいつまんでご紹介すると、

 高さを25メートルまでに制限する武蔵野市の地区計画素案に反対していた長谷工が「受け入れはやむを得ない」との姿勢に転じたことが、23日わかった。これを受け、市は6月議会への関連条例案の提出を見送る方針を固めた。今後は、15メートルまでの高さ制限を求める住民側の対応が焦点となる。
 関係者によると、市は、
 (1)マンションの高さを25メートル(8階建て程度)までとする。
 (2)跡地の一部を公園用地として市に譲渡する。
 (3)地区計画ができるまで着工を見送る。
ことなどを文書で求めていた。これに対し長谷工は17日付の回答書で、
 (1)はやむを得ず受け入れる。
 (2)は前向きに検討する。
 (3)は10月までは着工しない。
という趣旨の回答をしたという。
 長谷工の広報担当者は23日、「市側に最大限の配慮をした回答で、これ以上は譲歩できない」と話した。
 市は邑上守正市長が長谷工幹部と会うなど、交渉を重ねてきた。今回、長谷工側が一定の理解を示し、「見切り発車」で着工する恐れがなくなったため、市は提案を見送り、住民の説得と計画案の細部の調整などを進めることにした。



とのことです。概ね先日のチラシの内容通りですが、関係者のリークという形で事実上の市によるプレスリリースが行われた(長谷工の広報に事実確認を行っていることから、市からの情報提供であることはほぼ確実)ことが窺われます。それにしても、長谷工の「市側に最大限の配慮をした回答」という発言は、地域住民を全く無視した態度で、行政権を有する市以外は交渉するに値しないという考え方が透けて見えており、非常に不愉快です。

また、市側にしても、長谷工が見切り発車で着工する恐れがなくなったため、「住民の説得」を進めることにしたというのは何なのでしょう? 地区計画協議会が再三明らかにしている通り、そもそもの11階建て、34mという設計は削り代を含ませた水増し設計です。それを、「長谷工の譲歩を引き出した」ので条例案の早期提出を見送るというのは、あまりにも住民提案の地区計画案を馬鹿にした話です。市は現実的な解決策を重視したとでも考えているのかも知れませんが、到底納得できる話ではありません。結果だけを見れば、最初から長谷工が用意していた(現実的な)プランを落とし所にした茶番とさえ言えなくもありません。

5月25日には、続報として「武蔵野市、12月議会に建築規制条例案提出 長谷工了承で方針」という記事が掲載されます。こちらは、

 建物の高さを25メートルまでに制限する市の地区計画素案を長谷工が了承したことを受け、市は建築規制条例案の12月議会提出をめざす方針を決めた。
 今後、市は素案を調整して原案をまとめ、7月に地元説明会と公告・縦覧をして意見書の提出を受ける。それをもとに地区計画案を作成。12月上旬にも都市計画決定し、地区計画を有効にする建築規制条例案を12月議会に提出する。
 長谷工は「着工見合わせは10月まで」としているが、市は校舎の解体工事などの日程を考えると、12月議会で間に合うとみている。
 一方、高さ15メートルまでとする地区計画案を作成し、「せめて20メートルまでに」と求めてきた吉祥寺東町文教地区地区計画協議会(松本悦雄代表)は「これから対応を話し合う」としている。



と具体的なスケジュールを伝えています。しかし、長谷工が「着工見合わせは10月まで」としている中、「12月議会で間に合う」とする市の判断の根拠は何なのでしょう。校舎解体工事と並行して、建築工事に一部着工されて、条例発効前の着工という既成事実を作られたら、一体どうする気なのでしょうか? そんなことはないという確証があるのであれば、それは何らかの裏取引があるということに他なりません。どうもすっきりとしない合意内容に思えます。

更に、5月29日付「長谷工25メートル同意、住民に不満の声 法政跡地マンション」という記事で、地区計画協議会側の動きが伝えられます。

 27日に開かれた地区計画協議会の会合では、25メートルに制限する市の素案に長谷工コーポレーションが同意したことに、不満の声が相次いだ。
 役員ら20人余りが出席し、「住民無視、住民不在のやり方だ」と市への不信感を表明する意見が多く出された。強硬に反対すべきだという人がいる一方で、「やるべきことはやったので仕方がない」という趣旨の発言も目立った。
 今後は、規定の手続きの中で、都市計画審議会に理解を求めて働きかけるとしている。



とあり、地区計画主導で活動してきた協議会の失望感が伝わってきます。しかし、都市計画審議会への働きかけは勿論としても、いよいよ本当の敵である長谷工と対峙する段になって、反対運動の先頭を走ってこられた協議会がトーンダウンしてしまっては長谷工の思うつぼです。今後も少しでも計画見直しの余地を探っていく一方、実際に工事着工された後でも、その近隣住民を軽視する態度が目に余る(事前の工事に関する合意を無視するなど)ことは、既に何度も他の事例でお伝えした通りです。

地区計画成立は、一つの目標であり、ゴールでもあった訳ですが、地域の環境を守るためには、今後も継続的な活動が必要です。これまで反対運動を引っ張ってこられた協議会の方々を盛り立てると共に、ここで反対運動を終結させないよう、今度の住民集会での活発な意見交換を行いましょう。

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第7回住民集会のお知らせ

今日は、今朝ほどからの激しい雷雨もあがり、午後には薄日が差しました。そんな中、久し振りに跡地対策会・地区計画協議会連名による「第7回住民集会」の案内チラシがポストに投函されていました。最近の動きが説明されていましたので、内容の重要な点をかいつまんでご紹介すると、

5月24・25日 朝日・読売新聞に記事掲載。内容は、以下の2点。
(1)長谷工が、(a)高さ25mを受け入れる、(b)西側敷地(テニスコート、プール部分)の譲渡を前向きに検討、(c)10月までは着工延期。
(2)来年1月に条例施行。

6月3日 長谷工からの連絡により、急遽会談が行われる。「新聞報道の通り。6月中旬より市の素案に沿って当社の計画を2H(建物の高さの2倍)の範囲のお宅に個別に説明に伺う」と通告を受ける。

ということになっています。また、九浦の家のホームページ内の法政跡地問題のページには、

☆5月25日の日付で、地区計画対象地域内のお宅に、市の地区計画案が送られたようです。
 対立点の25m部分を15mにすることは聞き入れられていませんが、テニスコートと記念館、プール部分は、市が空地(公園等)用に取得する予定と書かれています。



との記載があり、新聞へのリークから、市による地区計画案の送付・長谷工側の説明までが、明らかに一連の関連性を持ってなされたことを窺わせます。

それにしても、住民提案による地区計画案をあまりにも無視した市のやり方と、地域住民に対する最低限の説明責任すらろくに果たそうとしないモラルの欠片もない長谷工の態度に、心から怒りを覚えます。

先ず、市側の対応ですが、住民提案の地区計画案より市案は大幅に狭いエリアのみを対象としているにも関わらず、市案の対象地域内以外には一切説明を行わないという姿勢はどうなのでしょう。とてもじゃないですが、きちんと説明をする気があるとは思えません。あまりにも、地区計画案に賛同した住民の意向を無視した態度ではないでしょうか。

また、長谷工のおざなりな態度も到底許せるものではありません。条例で対象住民への説明が義務付けられているにも関わらず、説明会すら開催せず、個別説明で済ませようとしています。案内チラシにも明記されていますが、個別説明で済ませようとするのは、「住民が連帯して要求を出せないようにするための事業者の常套手段」です。説明を行った旨を行政側に報告しない限り、計画を先に進めることはできないため、場合によっては一部住民に説明した事実のみを行政に報告して計画を進めようとするような連中です。「説明させて欲しい」などと長谷工の恥知らずの社員が訪ねてきたら、断固として「説明会の開催を要求しますので個別説明は受けません」と突っぱねましょう。そして、限りなくモラルの欠落した長谷工のマンション建築を徹底的に糾弾し、周辺環境に配慮した設計に修正させることが、東町全体にとって望ましいことであると信じます。

住民集会は、来週6月17日午後6時から市立第三中学校の集会室で開催されるとのことです。是非、皆さんご出席の上、いよいよ敵対者として明確に登場してくる長谷工というモラルなき最低事業者に、一致団結して対抗していくための方策を協議しましょう。残念ながら、行政が市民の味方ではないことが明確になった以上、ここからが真の正念場と言えます。今後何十年にもわたって地域環境に悪影響を及ぼすような劣悪建築物を少しでも回避するために、共に頑張っていこうではありませんか。

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